戸次本町地区(大分県大分市)

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▪ 地区概要
当地区は、大分市の南西部に位置し、江戸時代に城下町以外で商業活動を特別に許された村(在町)として繁栄したところであり、特に江戸時代末期から戦前にかけて建てられた貴重な建築物が現存し、現在も活用されている。
当地区では、今日まで受け継がれてきた文化の継承と歴史的な街なみの保全を図りつつ、街なみ環境整備事業により、かつて栄えた戸次本町の再生と市の賑わいの復活を目指して整備を行った。
▪ 所在地
大分県大分市大字中戸次
▪ 地区面積
7.8ha
▪ 事業期間
平成13年度~平成25年度
▪ 主な整備内容
修景施設整備、道路の美装化、案内板の設置、広場等整備、電柱・防犯灯・道路標識の美装化

整備地区計画図

道路美装化

道路の美装化を行うとともに、架空線の整理や茶色の顔料を混入した電柱の美装化も行った。

  • ●整備前

  • ●整備後

修景

歴史的街なみの景観形成を図るため、工事費の一部補助を受け、洋風建築から和風建築への修景工事を行った。

  • ●整備前

  • ●整備後

道路美装化

側溝を暗渠構造にし、景観舗装により色分けをしたことで歩行者の安全性向上を図るとともに道路の美装化を行った。

  • ●整備後

案内板設置

地区の歴史・帆足本家酒造蔵の概略・まちなみの主要家屋の場所などの情報を掲載した案内板を設置した。

  • ●整備後

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