もと地区(愛媛県四国中央市)

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▪ 地区概要
当地区は、四国中央市内でも特に、戦前に建築された木造住宅が多く、傷みが激しく居住性が悪い住宅が密集している。特に日照や通風等の住環境上の問題や火災時の延焼等の防災性の課題が大きい。また、地区内は狭隘道路が多いため、若い世代が本地区での住宅再建をあきらめ、高齢化・人口減少等により地区の活力低下を招いている。
整備の基本構想として、安全で快適な住宅地の形成、魅力ある生活環境の形成、住民と行政の協働によるまちづくりの推進を掲げている。
▪ 所在地
愛媛県四国中央市寒川町
▪ 地区面積
約9.1ha
▪ 事業期間
平成8年度 ~ 平成30年度
▪ 主な整備等
道路、公園の整備、老朽建築物等の除却、コミュニティ住宅の建設

整備地区計画図

公園

老朽住宅を除却するとともに、公園を整備。地域の憩いの場であると同時に、一次避難場所としても機能している。

  • ●整備前

  • ●整備後

道路

事業前は、建物の軒下を通る狭隘道路が非常に多い地域であったが、順次道路の新設が進められている。

  • ●整備前

  • ●整備後

コミュニティ住宅

コミュニティ住宅(第1・第2)を整備することにより、事業の施行により住宅に困窮する方々に住居を提供した。

  • ●第1コミュニティ住宅

  • ●第2コミュニティ住宅

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