野田北部地区(兵庫県神戸市)

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▪ 地区概要
当地区は、戦前より木造長屋が密集した狭小な敷地が多く、街区内道路のほとんどが幅員約3mの建築基準法第42条第2項による道路である。 阪神淡路大震災では、全半壊建物が9割と被害が非常に大きかったが、平成8年に街なみ誘導型地区計画が制定され、道路空間を広く確保しながらも建築制限の緩和することにより、「住まいの再建」と「安全なまちづくり」を進めると同時に、「緑あふれ、うるおいとやすらぎのある下町」づくりを目指して、平成9年より街なみ環境整備事業を導入し、主に「細街路の美装化」と「街なみ整備助成」を行った。
▪ 所在地
兵庫県神戸市長田区長楽町2~4丁目、本庄町2~4丁目
▪ 地区面積
約6.4ha
▪ 事業期間
平成9年度 ~ 平成18年度
▪ 主な整備等
道路美装化、修景施設整備助成

整備地区計画図

道路美装化

  • ●美装化された細街路

修景施設整備助成

  • ●従前の塀を撤去・後退し、植栽を整備

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